最近、黒い食べ物やスイーツをよく目にするようになっていませんか?
それには、竹炭パウダーが使われているかもしれません。
竹炭パウダーはその名の通り竹炭をパウダー状にしたもので、活性炭や備長炭のように部屋やタンスの消臭や湿気取りとしての使い方だけではなく、食用としても使われており、スーパーフードとしても注目され始めています。
炭と言っても味があるわけではなく、添加物として使用される食用の竹炭パウダーには、美容にも嬉しい効果効能があります。
「初めて知った!」という方は、是非、竹炭パウダーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回は、『美容に効くスーパーフードの竹炭パウダー(食用)の効果効能』や『竹炭パウダーの使い方』をご紹介します。
目次
竹炭パウダーとは
竹炭パウダーとは、竹炭を細かく粉砕して加工した無味無臭の竹炭粉です。海外ではその効果から注目を集め、「バンブーチャコール」という無添加食材として親しまれています。
竹炭パウダーは無味無臭で料理の味を損なわず、カロリーゼロであるため、スーパーフードとして日本でも徐々に使われ始めています。
スーパーではほとんど見かけませんが、Amazonなどの通販サイトや、販売店から直接取り寄せるなどして手に入れることができます。
なぜ竹炭が良いのか
竹炭には無数の小さな穴が開いており、水や微生物などさまざまな物質を吸着する性質があります。活性炭よりも吸着率が高く、抗菌力にも優れています。
さまざまに活用される竹炭
パウダー状になっていない竹炭も、活性炭と同じようにさまざまに活用されています。
【温度・湿度調整】
竹炭は置いておくだけでも部屋の空気を綺麗にしたり、脱臭の効果があります。また、湿気の多いときには水を吸収し、乾燥すると水分を吐き出す性質があるので、部屋の湿度調整にも役立ちます。
竹炭は、水分を吐き出すときにマイナスイオンを出すといわれており、リラックス効果や疲労回復にも効果が期待できます。
【お米や漬物を美味しくする】
竹炭を炊飯器に入れてお米と一緒に炊くと、遠赤外線の効果によってふっくらとした美味しいご飯が炊き上がり、変色や劣化を防ぐことができます。
家庭で漬物を漬けている方は、竹炭をぬかに入れておくことで、ぬかの攪拌(かくはん)の間隔が多少開いても状態を保つことができます。
漬物の場合は竹炭パウダーをぬかに混ぜ込むほうが攪拌(かくはん)が楽なのだそうです。一度試してみてはいかがでしょうか。
【歯磨きに】
活性炭カプセルや、活性炭・竹炭が入った歯磨き粉がたくさん市販されています。
炭の吸着力によって、歯にこびり付いた汚れを落とすとされ、ホワイトニングの効果が期待できると注目されています。Amazonなどの通販で簡単に手に入れることができるので、興味のある方は試してみてください。
活性炭とは
活性炭とは、特定の物質への吸着率を高めるために「賦活(ふかつ)」という処理を施した人工的な炭のことをいいます。
靴のインソールや消臭剤など、浄水器などにも良く使われていますよね。昔は炭で水をろ過して飲んでいたのだそうです。
活性炭は竹炭と同じく、温度・湿度の調整や、消臭効果があり、100円ショップでも活性炭フィルターや活性炭マスクなどさまざまな商品が売られています。
美容に効くスーパーフード!竹炭パウダーの効果効能
無添加食材の竹炭パウダーには嬉しい効能があります。ここでは竹炭パウダーの効能を詳しくご紹介します。
【デトックス効果】
上で述べたとおり、竹炭には無数の小さな穴が開いています。粉状になっていてもこれは同じで、さまざまなものを吸着する性質があります。
1gの竹炭の表面積は備長炭の3~5倍にもなります。そのため、備長炭や他の麻炭、梅炭よりも高い吸着率があります。
そのため、竹炭パウダーを摂取すると体内特に腸内の不純物や老廃物を吸着し、便として体の外に排出するデトックス効果があるとされています。
このデトックス効果によって、腸内環境が整い、便秘解消を促進させるので、ダイエットにも効果的で、さらに腸内に溜まった老廃物が原因である肌荒れやニキビなどにも効果が期待できます。
【ミネラル補給】
竹炭にある無数の小さな穴の中には、カルシウムやカリウム、ナトリウムや鉄分など、竹が吸い上げた天然のミネラル分が豊富に含まれています。
これらのミネラルは、体内では作り出すことができないので、食品から摂取する必要があります。現代人の多くはミネラルが不足傾向にあり、特に積極的に摂りたい栄養素となっています。
竹炭パウダーの使い方!簡単レシピをご紹介!
竹炭パウダーを使った簡単レシピをご紹介します。
デトックスとミネラル補給のために、おうちで真っ黒なお料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?
【竹炭マカロニサラダ】
- 1lのお湯を沸かし、塩小さじ1を入れてマカロニ80gを10分ほど茹でる
- お湯を切ってボウルに移したら、オリーブオイル少々を加えて混ぜておく
- ハム4枚、きゅうり半分、ゆで卵1個を細かく切り、塩胡椒で味を調えマカロニと混ぜ合わせる
- マヨネーズ大さじ5に竹炭パウダー3~5gを加えてよく混ぜ、マカロニと具材全体に行き渡るように混ぜればできあがり
竹炭パウダー入りと、竹炭パウダーなしのマカロニサラダを作って一緒に盛り付けると、彩りが出ておしゃれな感じになりますよ!
【竹炭パウダーの自家製バター】
- よく冷えた乳脂肪分40%以上の生クリーム200mlを清潔なペットボトルに入れ、よく振る。
- 10~20分ほど振り、生クリームが固体と液体に分離したら、液体を出す
- ペットボトルをカッターなどで切り、残った固形の方に塩をひとつまみと、竹炭パウダー小さじ1/4ほど加えてよく混ぜればできあがり
固形になったバター40gに対して竹炭パウダー小さじ1/4ほどの割合です。
冷蔵庫で2~3日程度保存できます。使い切れない場合は冷凍も可ですが、なるべく早めに使い切るようにしましょう。バターにしておけば、毎日の朝食で摂取できるのでおすすめです。
その他にもパンケーキ、クッキーやパン生地などに混ぜても使えます。もっとお手軽に摂取したい方は、スムージーやコーヒー、水などの飲み物に混ぜたり、そのまま直接飲むこともできます。
★創業100年を越える老舗の竹材専業メーカーの竹炭パウダーです。ご興味のある方は、お試しサイズになるので、一度試して見てはいかがでしょうか★
まとめ
最初は、食用のものは少し手を出しづらいかもしれませんが、実は意外と飲食店でもよく使われています。
女性にうれしいデトックス効果や普段不足しがちなミネラル分を手軽に摂取できるので、おすすめの食材です。
はじめての方は普段お飲みになるコーヒーなどの飲み物にまぜて試すのはいかがでしょうか。無味無臭なので、あまり気にせずに挑戦できると思います。
効果を実感できれば、きっとそのままなくてはならない存在になるかもしれませんよ。
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