ライチの栄養と効能!食べ過ぎはだめ?食べ方や注意点、旬の時期まで解説!

ライチ

夏の時期になると、南国のトロピカルフルーツが食べたくなってきますよね。

ライチも夏が旬のトロピカルフルーツの一つで、独特の香りとバランスの取れた味で好きな方も多いのではないでしょうか。

実はこのライチ、女性に嬉しい栄養や効果効能が多く、かの楊貴妃も好んで食べていたといわれています。

しかし、食べ過ぎには注意が必要なようです。ライチの食べ方の注意点もしっかりと知っておきましょう。

そこで今回は『ライチとはどんなフルーツなのか』『ライチに含まれる栄養と効能』、そして、『食べ過ぎ注意なライチの食べ方と注意点』『ライチの旬の時期』についてご紹介します。

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ライチとは?

ライチとはムクロジ科レイシ属に属する果物で、原産地の中国では紀元前から栽培されていたという歴史の長い果物です。レイシとも呼ばれますが、日本ではライチという名前が一般的ですよね。

独特の香りがあり、甘味と酸味がバランスの良い果物で、そのまま食べたりスイーツに使われるほか、リキュールとしてカクテルに使われるなど幅広い人々に人気で、熱帯・亜熱帯地域での五大名果の1つとされているトロピカルフルーツです。

日本で流通しているライチは9割が外国産で、国内で生産されているものは1割ほどとなります。中国や台湾からの輸入がメインですが、タイやベトナム、メキシコやハワイなど熱帯・亜熱帯の地域で生産されています。国産のものは主に鹿児島県や宮崎県、沖縄県で生産されています。

美容効果が高く、世界三大美女である楊貴妃も好んで食べていたといわれています。楊貴妃のライチ好きは相当なもので、数千里もの距離を8日8晩かけて運ばせたという逸話も存在しているほどです。

ライチの栄養と効能

ライチのカロリーは100gあたり63kcalで、糖質は15gです。ライチは1個の重さが27g程度ですが、種があるので実際食べられるのは19g程度となります。そのため、1個あたりのカロリーは12kcal程度、糖質は3g程度となります。

ライチにはビタミンCや葉酸が豊富だと知られていますが、他にもビタミンB群、カリウムやマグネシウム、銅などミネラル類、ロイコシアニジンなどのポリフェノールが含まれています。

多くの栄養素があるライチには女性に嬉しい美容効果だけでなく、健康効果もあります。そんなライチの気になる効果効能を見ていきましょう。

【貧血予防・冷え症改善】
ライチに含まれる葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、赤血球を作るのに欠かせない栄養素です。ビタミンCや銅は鉄分の吸収を高める効果がありますが、ライチには鉄分があまり含まれていません。

そのため、鉄分を豊富に含んでいる食材と一緒に摂ることで貧血や冷え症の改善の効果を高めることができます。

【免疫力アップ・疲労回復効果】
ビタミンCの他にも、代謝を助けるビタミンB群やナイアシンが含まれているライチは免疫力アップに効果があります。

ナイアシンは酵素の働きを助け、代謝やホルモンの合成に大きく関係しています。ナイアシンが不足すると慢性疲労、イライラや落ち込みの原因となるため、積極的に摂取するようにしましょう。

【高血圧・むくみ改善】
ライチに含まれているカリウムは、塩分が腎臓で再吸収されるのを防ぎ、体に溜まった余分な水分の排泄を促す効果があるため、高血圧の予防やむくみの改善に効果があります。

高血圧自体には大きな症状はありませんが、高血圧は様々なほかの生活習慣病を引き起こす原因となってしまいますので、注意が必要です。

外食が続いていたり、アルコールをたくさん摂取した次の日は積極的にカリウムが含まれた食材を選ぶようにしましょう。

【美容効果】
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑制する効果があるため、肌を白く美しくする効果が期待できます。また、ロイコシアニジンなどのポリフェノールの抗酸化作用によって、アンチエイジング効果があり老化を防ぐと言われています。

また、上で紹介した貧血の予防や、ナイアシンの働きによる皮膚や粘膜の健康維持効果が相乗して美容への効果を発揮してくれるのです。

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食べ過ぎ注意?ライチの食べ方や注意点は?

ライチは皮をむいて中の白い実を食べます。ナイフで切り込みを入れると食べやすいですが、皮が柔らかいので、爪ではがすこともできます。

そのまま食べても美味しいですが、牛乳と氷と一緒にミキサーにかけてライチジュースにしても美味しいですよ!

ライチは多くの美容効果、健康効果が期待できる人気の果物ですが、ライチは熱性の果物で、食べ過ぎるとのぼせてしまったり、イライラやだるさを引き起こすと考えられています。また、湿疹や口内炎の原因となるとも言われています。

1歳未満の乳児には与えないほうが良いといわれていますので注意しましょう。

1日の摂取量の目安は5粒程度で、食べる前に薄い塩水に浸してしっかりと冷やして食べるようにしてください。1日の摂取量を守っていれば体に異常をきたすことはないでしょう。

ライチの旬の時期はいつ?

ライチの旬は夏の時期です。中国や台湾で生産されたライチは5月から6月頃に流通し始め、沖縄県や鹿児島県で採られるものは6月中旬から7月にかけてが旬の時期となります。

ライチは古くは「離枝」と書かれ、枝から離れるとすぐに新鮮さが損なわれてしまうことがわかっていたようです。

購入する場合は、果皮がしっかりとして黒ずんでいないものを選ぶようにしましょう。うろこ状の表皮のトゲが鋭いほど新鮮なライチです。

新鮮な美味しいライチを選んで色々なレシピに是非活用してくださいね!
旬の時期を外れてもライチを食べたいときは、冷凍のものがスーパーや通販で購入できます。すぐに傷みが出てしまうので、冷凍のライチは大変便利でありがたいですね。

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