アボカドのカロリーと糖質!1個や半分でも高い?食べ過ぎは太る?栄養豊富なアボカドの注意点!

アボカド

前回の記事で、アボカドの栄養や効能についてご紹介しました。

アボカドの詳しい栄養や効果効能については、こちらの記事を見てみてください。
アボカドの栄養と効能!効果的な食べ方で美肌美髪や不妊に!加熱調理による影響まで解説

今回の記事では、アボカドの記事の内容をおさらいしながら、さらにアボカドについて詳しくご紹介していきたいと思います。

アボカドをお好きな女性は多いかと思いますが、カロリーや糖質はどれくらいなのかご存知でしょうか?

特にカロリーは、1個や半分だけでも結構な量になり、高いと言われています。そのため、栄養を摂りたいからと言って、続けて食べたり、食べ過ぎてしまうと、かえって太る原因となることがあります。

また、カロリー以外の食べ過ぎることによる影響も気になるところです。せっかく美容や健康を意識して食べていても、害があっては本末転倒です。

せっかく高い栄養価や効果があるのですから、カロリーや糖質量、食べ過ぎによる注意点も理解して効果的に食べるようにしたいですね。

そこで今回は、『アボカドのカロリーと糖質は?1個や半分でも高い?』『食べ過ぎは太る?栄養豊富なアボカドの注意点!』についてご紹介します。

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アボカドのカロリーと糖質!1個や半分でも高い?食べ過ぎると太る?

アボカドのカロリーは、アボカド1個分(200g)ですと374kcalになります。アボカド半分ですと100gとなり187kcalになります。

その他の身近な果物と比較するとリンゴ(100g)は、53kcal、バナナ(100g)は、85kcalになります。

また、主食であるご飯と比べると1杯分は235kcalになりますから、いかにアボカドのカロリーが高いかがわかると思います。

これは、アボカドが別名「森のバター」とも呼ばるようにアボカドの20%は脂肪分で、脂質が多いためです。

「世界で最も栄養価が高い果実」としてギネスブックに認定されるほど栄養価が高く、たくさん食べたいところですが、残念ながらアボカドはカロリーは高いので、食べ過ぎると太る原因となってしまいます。

アボカドの糖質は、半分の100gですと0.9gです。糖質は次の式で求められます。糖質=炭水化物-食物繊維。アボカドの炭水化物は6.2g、食物繊維量は5.3gになりますので、糖質量は0.9gとなります。なお、1個分の200gですと1.8gになります。

その他の身近な果物と比較するとリンゴ(100g)は、13g、バナナ(100g)は、21.4gになり、アボカドの糖質は低いことがわかります。

糖質が低いので、糖質制限ダイエットという言葉があるように少し安心してしまいがちですが、摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなると、使われずに余ったカロリーは、太る原因となる体脂肪に代わってしまいますので、やはり食べ過ぎることは避けた方が良さそうです。

アボカドの適量は、1日に半分ぐらいが望ましいと言われています。丸ごと1個食べるなら、週に1~2回にとどめておきしょう。

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アボカドが「食べる美容液」と言われる理由

アボカドに含まれる豊富な不溶性食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を改善してくれるので、ダイエット効果が期待できます。また、アボカドの水溶性食物繊維は糖の吸収スピードを抑えるので、糖尿病の予防にも役立ちます。

アボカドに含まれるコエンザイムQ10の抗酸化作用で体の酸化を防止し、細胞を活性化して、アンチエイジング効果も多いに期待できます。同じ抗酸化作用のあるグルタチオンという成分も多く、美肌や若返りの期待も大きいです。

さらに、アボガドに含まれるビタミンCは、女性の美肌作りを助け、その他のビタミンB群やビタミンEも豊富に含まれているので、生活習慣病の予防も期待されます。

アボカドに含まれる脂質は牛乳から作られる、バターのような飽和脂肪酸ではなく、オレイン酸 、リノール酸 、 リノレン酸 といわれる不飽和脂肪酸で良質な油の代表です。

血中の悪玉といわれるLDLコレステロールを減らし、動脈硬化を予防し、血液をサラサラにする効果があるといわれています。

カリウムも豊富で、身体の余分なナトリウムを排出するのでむくみ予防の効果も期待できます。

また、注目する点として、アボカドのたんぱく質の多さと、そのたんぱく質の種類が体内で合成することのできない必須アミノ酸である、アルギニンやバリン、ロイシン、アスパラギン酸、グルタチオンであることです。これらは、健康な髪や肌に必要な成分でもあります。

アボカドのメリットはその他にもまだまだあります。
アボカドには妊婦さんには必要な葉酸が豊富です。葉酸は、胎児の成長に欠かせない栄養素であり、欠乏すると神経管閉鎖障害の発症リスクがあるため、妊婦さんに必要な成分です。

アボガドは色々な角度からみて、身体の機能向上が期待できます。たくさんの栄養効果が認められているので、食べ過ぎに気を付ければ、大いに女性の味方となる果物であることは間違いありません。

アボカドは糖質制限ダイエットの味方

最近話題の糖質制限ダイエットがありますが、糖質の低いアボカドは、糖質オフにピッタリといわれる食材です。

糖質制限ダイエットとは、3大栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質の中の糖質を制限する方法です。目的は、血糖値やインスリン分泌の動きをコントロールすることです。高血糖になると、それにともなって多量のインスリンが分泌され、肥満や糖尿病の原因となります。

また、糖質制限ダイエットでは、炭水化物(糖質)を制限する代わりに、良質な油を摂取することを推奨しています。

アボガドの脂質の多さがカロリーの高さの原因でもあるのですが、含まれているのはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの良質な脂質です。

これらの不飽和脂肪酸の効果で、コレステロールを減少させる効果があるうえに、リノール酸には内臓脂肪を付きにくくします。それから、アボガドに含まれるビタミンB6は、脂肪を分解する力があると言われています。

アボカドを食べた後は適度な満腹感があり満足し、食事の量が減るので、ダイエットにも効果があるようです。

アボカドが低糖質な果物とはいえ、糖質制限ダイエットを厳密に行う場合は、安全のため医師の指示や専門家のもとで行うようにしましょう。

アボカドを食べる時の注意点

アボガドを食べる際の注意点として、カロリーが高いので、食べ過ぎると太る原因となることは、説明しました。しかし、糖質が低く、美容や健康に効果のある栄養素が多いとなると、アボカドを食べないわけにはいきませんよね。

カロリーが高い以外に、食べる際に注意する点はないのでしょうか。もう少し詳しく見ていきましょう。

アボガドを食べるとアレルギー症状の出る方がいます。
蕁麻疹(じんましん)や唇が腫れたり、喉が痒くなることもあります。これらは、花粉症の人やラテックス製のゴム製品のアレルギーを持つ人に多いようです。アレルギーのある人は注意しましょう。

また、アボカドを食べ過ぎるとまれに下痢の症状が出る方もいます。
下痢が起きる原因は、アボガドの食物繊維です。食物繊維は適度に摂れば、便通を整え余分なものを排出してくれるのですが、多く摂取すると、腸を刺激しすぎることで、下痢の症状が出る原因となってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アボカドはカロリーは高く、糖質は低いことがわかりました。糖質は低いとはいえ、アボガド好きな人は、油断をすると食べ過ぎてしまう傾向があります。

1日1個でも食べ過ぎになってしまい、太る原因となってしまいますので、適度な量を適度に頂き、美容と健康を維持するようにしましょう。

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