赤紫蘇の効能!美肌やアレルギー、貧血、下痢、腎臓に!ふりかけ、梅干しで簡単に摂取!

赤紫蘇

漢方にも使われているという紫蘇は日本でも再注目され始めている健康食材です。

赤みのある赤紫蘇と、大葉で知られる青紫蘇がありますが、今回は赤紫蘇の効能をピックアップしてご紹介します。

花粉症などアレルギー症状の緩和にいいとよく聞きますが、それ以外にも美肌効果や貧血、下痢や腎臓機能の回復に効くといわれています。

ゆかりのふりかけや梅干しに入っているのをよく見かける赤紫蘇ですが、本当にそんな万能な食材なのでしょうか?

『美肌やアレルギーに効くという赤紫蘇の効能と貧血や下痢、腎臓にも効果がある理由、ふりかけや梅干しの赤紫蘇にも効果があるのか』を見てみましょう。

【スポンサーリンク】

赤紫蘇の効能は?美肌やアレルギーに効く?

紫蘇のうち、シソニンという成分が含まれて赤みのある赤紫蘇は花粉症の症状を軽減すると注目されています。

このシソニンという成分は赤紫蘇にのみ含まれており、青紫蘇にはありません。

青紫蘇も含めて、紫蘇には花粉症の症状緩和の他にも様々な健康効果が期待できるといわれていて、万能の健康食材として知られています。

青紫蘇の効能に関する情報は紫蘇の効能!花粉症、肝臓に効く?効果的な摂取量は?赤紫蘇もあるの?をチェック!

様々な健康効果が期待されている赤紫蘇にはどんな成分が含まれているのでしょうか。

【美肌に効果がある赤紫蘇の成分】
紫蘇に含まれるβカロテン、赤紫蘇にのみ含まれているシソニンというポリフェノールは抗酸化作用の強い成分として知られています。

外からの刺激やイライラによって発生した活性酸素は、体の中で増えすぎると細胞を傷つけ、肌を老化させてしまいます。

βカロテンやシソニンは体の中の活性酸素を除去する働きをして、細胞がサビて老化するのを防いでくれるため、美肌効果が大いに期待できるのです。

【アレルギーに効く赤紫蘇の成分】
赤紫蘇にはアレルギーの症状を緩和する成分が多数含まれています。

a-リノレン酸やルテオリンはアレルギーを引き起こす物質の働きを抑制し、ロズマリン酸はアレルギー症状を軽減する働きをします。

【スポンサーリンク】

貧血や下痢、腎臓にも効く赤紫蘇

美肌効果やアレルギー症状の緩和に注目されがちな赤紫蘇ですが、他にも赤紫蘇には期待を寄せられている健康効果がたくさんあります。

貧血や下痢、腎臓にも効果が高いといわれている赤紫蘇。
どのような成分が効くのか、万能食材の赤紫蘇の栄養成分をご紹介します。

【貧血を予防し、血液をさらさらにする】
赤紫蘇は鉄分が豊富で、さらに鉄の吸収を助けるビタミンCも多く含まれているので貧血予防に効果があります。

βカロチンの抗酸化作用で活性酸素によって血管の中が狭くなるのを防ぎ、血液の流れをよくし、血行を促進する効果も期待できます。

【食中毒や下痢に効果的】
紫蘇の香り成分であるベリルアルデヒドは抗菌作用と防腐作用が強い成分です。

刺身のツマなどに青紫蘇がよく使われているのをみかけますが、この防腐作用が期待されてのことです。

この成分は食中毒を予防し、消化酵素の分泌を助ける効果があるので、食欲を増進させて胃や腸の調子を整えてくれます。

また食物繊維も豊富に含まれているので腸の調子を整え、下痢や便秘にも効果的です。

【腎臓の働きを助ける】
赤紫蘇に含まれているカリウムは腎臓の働きを助け、腎臓機能の改善を促してくれます。

カリウムは摂り過ぎてしまった塩分を体外に排出する効果があります。
塩分を過剰摂取すると、塩分を処理しようとして腎臓に大きな負担がかかります。

カリウムを積極的に摂ることによって、腎臓にかかる負担を減らし、腎機能の改善が期待されます。

梅干しやふりかけなどで簡単に摂取

赤紫蘇の旬は6~7月です。この時期を外れるとスーパーでもなかなか手に入れることはできません。

様々な健康効果があると知っていても、食事に活かせなければ意味がありませんよね。

健康効果の高い赤紫蘇の旬が過ぎても、簡単に赤紫蘇の成分を摂取できる方法をご紹介します。

時期を気にせず、健康効果を得られるのはなんともありがたいですよね。
是非、日々の食卓に活かして下さい!

【梅干しやふりかけ

旬を過ぎても、梅干しやふりかけはスーパーで簡単に購入できますよね。
赤紫蘇は梅干しの色づけにも使われているため、一緒に入っていることは多いです。

梅干しを食べるときは、一緒に入っている赤紫蘇も残さず食べることで、栄養素を余すことなく摂取できます。

「ゆかり」を初めとして赤紫蘇を使ったふりかけも多いです。お弁当などに添えることで見た目も華やかになり、簡単に栄養素をちょい足しできるのが嬉しいです。

梅干しに入っている赤紫蘇を乾燥させて細かく砕き、ゆかりのふりかけとして食べている方もいるのだそう。梅のエキスもしっかり詰まって、市販のものよりも健康効果が期待できそうですね。

【紫蘇ジュースや紫蘇茶】
赤紫蘇の旬はすぐに終わってしまいます。梅干しやふりかけも、毎日続くと飽きがきてしまいますよね。

紫蘇ジュースや紫蘇茶は毎日飲んでも苦にならないので、オススメです。

紫蘇ジュースは、保存容器を綺麗に消毒すれば、冷蔵庫で1年以上保存可能です。旬の時期にたくさん買っておいて、大量の紫蘇ジュースを作っておきましょう!

紫蘇ジュースの作り方については紫蘇ジュースの作り方や保存方法・保存期間!効能はシミやアトピーに効く?を見てみて下さいね。

紫蘇茶は残念ながら保存はききにくいですが、手軽に淹れられるので毎日の食卓には便利です。

赤紫蘇や青紫蘇を細かく刻んでポットで蒸らすだけで完成です。
手軽に栄養素を補給できるオススメの飲み方です。

【スポンサーリンク】

あわせて読みたい記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

two + eighteen =