昔から健康によいとされる白湯。
簡単に作れ、ただのお湯に見えるのに何が一体すごいのか、どんな効果があるのか、どのくらいの温度が適切なのか。
はたまた、寝る前や朝などいつ飲むのが効果的なのか・・・
今回は『白湯の効果、どのくらいの温度で朝や寝る前などいつ飲むのが効果的か』をご紹介していきたいと思います。
白湯とは・・・
日本人なら聞いたことはある、見たことはある、おばあちゃんが飲んでた・・・という方も多いでしょう。
でも、自分で作って飲んでる方って意外と少ないのではないでしょうか。
そもそも白湯ってなんなの?なんて読むの?ということからご説明します。
まず、「白湯」←コレ、読み方わかりますか?
日本では一般的に「さゆ」と読みます。
ご存知のとおり、沸かした水、つまりお湯です。
何も入ってはいません。水を沸かしただけです。
昔から薬を飲むときなどに使用されてきました。
というのも水道水などでも一度煮沸することで不純物などを取り除くことができ、上水道設備のない地域では殺菌のために煮沸することもありました。
そうすることで赤ちゃんやお年寄りなどをはじめとした体の弱い人に安心して飲ませられるからです。
似たものに湯冷ましがありますが、こちらは白湯を飲みやすい温度まで冷ましたものを指します。
現在では水道の設備も整って浄水器をつけてる家や、ミネラルウォーターを購入している家も多く、わざわざ水を煮沸する必要はなくなりました。
しかしこの白湯には安心して飲める以外にも美容健康に効果があるとわかり、最近では再び「美容健康を増進するもの」として注目されてきているのです。
白湯の効果効能
白湯にはただ水を飲むよりもたくさんの美容健康に関する効果効能があります。
たとえば、水に比べて温かいため、血液のめぐりがよくなります。
血行がよくなることで脂肪の燃焼が促進されダイエット効果を期待できます。
そして燃焼して体温が上がることで内臓機能の働きが活性化され老廃物の排出などが盛んに行われるようになるわけです。
要は体が温まることで代謝がよくなり、汚いものが排出されていく。
そうすると体の内側からきれいになりますよね。
内側がきれいになればその影響が外側の肌に出てくるのは当然のこと。
便秘の解消のほか、内臓機能が活発になれば尿量も増加しむくみもとれます。
さらに、あたたかいものを飲むと気分が落ち着きますよね?
しかし、そこで飲むものがカフェインの含まれるコーヒーや甘味料のたくさん入ったインスタントドリンクでは健康によくありません。
カフェインを飲んで気持ちが安定するのは依存症であり、いいことではありませんし、体を刺激して安定させてるにすぎないのです。
その点白湯は血流をはじめとして内臓機能の働きなどを正しい状態にもっていってくれ、体のバランスがとれた状態になります。
そのため、白湯を飲むと精神的にも安定するといわれているのです。
まとめると、白湯はただのお湯でありながら女性には欠かせない「便秘解消、むくみ解消、ダイエット、精神安定」などの効果があるのです。
続いては、その効果を発揮させる飲み方をご紹介します。
白湯の作り方・飲み方、どのくらいの温度?量は?
白湯の効果効能が分かったところで、いったいどうやって飲むのがいいのか。
どのくらいの温度、量が適切なのかをご紹介します。
まず作り方ですが、お湯は煮沸するまで沸かすのが理想です。
しかし、現代人の飲んでいる水は浄水器に通した水道水であれば煮沸までする必要はないと思います。
気になる方は煮沸しても良いでしょう。
鍋ややかんでなくとも電気ポット、レンジを用いて温めるのでも問題ありません。
煮沸すると水は100℃になるわけですが、何度まで下げてから飲むのがいいのか。
50℃です。少々熱いかもしれませんが、これを10分程度かけてゆっくり飲むのが理想。
一度にぐびぐび飲むと体が驚いてしまい負荷をかけてしまうことになりますから、すする感じで少しずつ飲んでください。
測り方は温度計で測るほかありませんが、大体飲めるけど熱い程度の熱さが目安。
1回に飲む量はコップ1杯の200ml。それを1日4杯ほど飲むのが理想とされています。
寝る前、朝どちらの時間に飲むべき?
朝、寝る前のどちらにも効果があるのでどちらもオススメできます。
朝は空腹で体がまだ寝ている状態ですし、寝る前に飲むことで体や心がリラックスし、前述した効果が最大限に引き出せるからです。
普段水分を摂る量が少ない方はとくに、トイレに行く回数が増えますので飲みすぎはくれぐれも注意してください。
飲み方のアレンジ方法
せっかく不純物の入っていないカロリーゼロの白湯に味がないからと砂糖など高カロリーなものを大量に入れてしまっては元も子もありません。
しかし、ずっと味のしない飲み物を飲むのも飽きてしまうかもしれませんね。
そんなときにオススメのアレンジ方法。
まずはレモン果汁を足す!
レモンにはビタミンも多く含まれ疲労回復効果もあります。
白湯にお好みの量を足すだけで気持ちもリフレッシュできますね!
レモンだけじゃ酸っぱい・・・なんてときは砂糖よりもハチミツ。
ハチミツは甘いながらも美容効果があり、適度な摂取で便秘解消などにも役立ちます。
甘さがほしいときは圧倒的にハチミツがおすすめです。
そしてもう一つ。
生姜を入れるのも◎
生姜湯の作り方はについては、生姜湯の効果!お肌や便秘、風邪、喉の痛み、咳止めに良い?をご覧ください。
チューブタイプのものがあると便利ですね。
レモンとハチミツに混ぜても、生姜だけでもアレンジになりますし、各々の量を変えることで味の変化も楽しめます。
白湯を飲むことを習慣にすることで心も体も元気に保て、アレンジをすればホっと息抜きできるドリンクにもなりますので、ぜひ試してみてくださいね。
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