白ワインの効能効果!カロリーや糖質(1杯)、赤ワインよりメリットはあるのか?

白ワイン

前回の記事で、赤ワインの栄養や効果効能をご紹介したので、今回は白ワインについて、詳しくみていきたいと思います。

赤ワインの記事はこちらから:
赤ワインの健康効果・効能!効果的な飲み方や適量は?お肌や視力回復に効く?

「ワインといえば、赤ワイン」という方も多いですが、すっきりと飲みやすく、白ワインに合う料理も多いので、初心者の方でも気軽に挑戦することができます。

赤ワインにはその色からも、ポリフェノールなど栄養が豊富だというのが見て取れますが、白ワインにはどんなメリットがあるのでしょうか。
また、白ワイングラス1杯分のカロリーや糖質の量は赤ワインと比べて多いのか少ないのかも気になります。

そこで今回は『白ワインの効果効能』『白ワイン1杯分のカロリーや糖質』と、『赤ワインよりもメリットはあるのかどうか』をご紹介します。

【スポンサーリンク】

白ワインの効果効能

赤ワインは美容、健康効果が高いとよく知られていますが、白ワインにはどのような効果効能が期待できるのでしょうか。白ワインに含まれている栄養素やその効果などをご紹介します。

【抗酸化作用】
「赤ワインといえばポリフェノール」というイメージが強いですが、白ワインにもポリフェノールは含まれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果や生活習慣病の予防効果が期待できます。

イメージの通り、赤ワインのほうがポリフェノールの含有量は多いです。比較すると、白ワインに含まれているポリフェノールは、赤ワインの5分の1程度になります。

ただし、含有量は圧倒的に少ないですが、実は白ワインのポリフェノールは赤ワインのポリフェノールよりも分子量が小さく、吸収されやすいという特長があります。

【腸内環境改善】
白ワインにはオレイン酸やリノール酸、アミノ酸、クエン酸などの炭酸を主成分とした有機酸が含まれています。

白ワインの有機酸により腸内が酸性に傾くことで、大腸菌やサルモネラ菌の活動を防ぎ、下痢や食中毒を予防する殺菌効果が期待できます。

また、腸内細菌のバランスを整えて腸内環境を改善する効果も期待できますので、便秘や下痢の改善に繋がります。

【むくみ改善】
白ワインには、カリウムも含まれています。カリウムには利尿作用があるため、体内の余分な塩分の排出を促すことで、むくみの改善や予防の効果が期待できます。

白ワイン1杯のカロリーと糖質

白ワイングラス1杯を100gとすると、カロリーは約73kcal、糖質は約2gです。ボトル1本で計算すると、カロリーは約547.5kcal、糖質は約15gとなります。

赤ワインと比べると糖質は若干多くなりますが、カロリーはほんの少し減ります。とはいえ、微々たる違いなので、ほぼ同じと考えてもよいでしょう。

赤ワインと同じく、アルコール度数が高くなるに連れて多くなります。

赤ワインよりもメリットはあるのか?

赤ワインのポリフェノールの効果はいい事ばかりではありません。赤ワインにはタンニンが含まれており、便秘を悪化させる可能性があるためです。

タンニンは血管や細胞を収縮させ、腸の粘膜に膜を張り、腸への刺激を弱めることで便意を弱めてしまうためです。

一方で白ワインは有機酸の持つ便秘解消効果が期待できるので、便秘のときには赤ワインよりも白ワインの方がおススメです。

【スポンサーリンク】

白ワインの選び方

白ワインも、赤ワインと同様、コンビニやスーパーでも買える数百円程度のものから3000円以上のものまでピンキリです。中にはボトル1本5000円から1万円以上するような高級な白ワインもあります。

赤ワインを選ぶときには「重さ」が指針になりましたが、白ワインは「辛さ」が指針となります。

使うぶどうの品種によって、口当たりのスッキリした辛口、ぶどうのフルーティさを感じられる甘口に分けられています。

基本的には、コッテリした味の濃い料理には赤ワイン、さっぱりとした味の料理にはスッキリとした特に辛口の白ワインが合うといわれています。

しかし、辛口・甘口とはある一定の基準によって分けられているわけではないので、「辛口」といってもさまざまな風味の白ワインがあります。

まずは「辛口・甘口」をどちらも飲んでみて、ご自身がどちらが好きか比べてみるのがよいでしょう。そして、辛口であれば辛口の品種のぶどうの白ワインをさらに飲み比べてみると、ぶどうの味の違いもわかってくるようになります。

誰かに白ワインをプレゼントする場合は、相手の好みをあらかじめリサーチしておくようにしましょう。また、贈り物をする相手の名前やメッセージを入れた「名入れワイン」のプレゼントも人気です。

名入れワインやメッセージ入りワインは、普通にワインをプレゼントするよりも、心のこもったプレゼントにすることができます。インターネットで簡単に検索できますので、興味のある方は是非一度調べてみてください。

白ワインを使った料理のレシピ

白ワインはもちろん赤ワインと同じく、そのまま飲むだけでなく料理に使うこともできます。魚料理の臭み消しや、材料の下味に使ったり、和食でも料理酒の代用品としての使い方もできます。

料理用には、甘口よりも辛口の白ワインを使うのがおすすめです。

また、白ワインビネガーも料理の味にバリエーションを与える調味料の一つです。白ワインビネガーとはぶどうの果皮や果肉、種子を除いた果汁を搾汁し、醸造したワインを、さらに酢酸発酵させて造られる果実酢です。

フルーティーで爽やかな酸味、すっきりとした口当たりが持ち味です。ドレッシングやマリネ、ピクルスやカルパッチョ、魚のソテーや煮込み料理など、さまざまな料理と相性がよく、便利な調味料です。

ここでは、白ワインを使った料理のレシピをいくつかご紹介します。是非、ご家庭で試してみてください。

【鶏肉のマスタードクリームソース】

  1. 鶏肉300gを食べやすい大きさに切り、塩胡椒で下味をつけたら小麦粉を薄くつけておく
  2. 玉ねぎ1/2個をスライスし、ブラウンマッシュルーム6個の汚れを拭き取り縦半分に、にんにく1片はみじん切りにする
  3. フライパンにバターをひいて鶏肉を炒める。両面に焼き目がついたら白ワイン大さじ1を加えて蒸し焼きにして取り出す
  4. 同じフライパンでにんにく、ブラウンマッシュルーム、玉ねぎを炒める。玉ねぎが透明になったら鶏肉を加えて炒める
  5. 粒マスタード・白ワイン大さじ2を加えて強火にし、アルコールを飛ばす
  6. 生クリーム・牛乳100ccずつを加え、3分ほど煮たらできあがり

誕生日など特別な日のメインにピッタリのレシピです。簡単に作れるので急な来客のときもOK!

【大人のお菓子!白ワインゼリー】

  1. 水大さじ4を入れた小皿に粉ゼラチン5gを入れてふやかしておく
  2. 小鍋に水80ccを入れて火にかけ、グラニュー糖60gを溶かす
  3. 鍋を火から下ろし、ふやかしたゼラチンを溶かす
  4. 白ワイン200ccを加え、バッドに入れて冷蔵庫で冷やし固める
  5. お好みでフルーツを小さくカットし、固まったゼリーとフルーツをスプーンですくってグラスに盛り付けたらできあがり

固めるだけの簡単な大人のお菓子です。見た目もきれいで美味しいスイーツです!

白ワインのおすすめの飲み方

そのまま飲んでもよし、料理に使ってもよしの白ワインは、リキュールや炭酸、フルーツと混ぜるだけでも簡単なカクテル風になります。

炭酸で割るとスッキリ感が増して口当たりが良くなりますし、甘いのがお好きな方はオレンジジュースや、カシスのリキュールで割るのがおすすめです。

フルーツを小さく切って白ワインに漬け込んでおくと、サングリアになります。砂糖を加えなくてもフルーツの甘味が出るので美味しいです。

いつもとはちょっと気分を変えたいときに是非試してみてくださいね。おつまみは凝ったものでなくても、チーズやクラッカーなどちょっとしたものでも満足できますよ!

【スポンサーリンク】

あわせて読みたい記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

eight − 6 =