マンゴーの栄養と効果効能!食べ頃の見分け方や保存法!冷凍やドライフルーツにも!

マンゴー

タピオカと並んで人気の台湾スイーツ、マンゴープリン。
一時期、マンゴー味のスイーツやデザートがブームになって、一気に世間に浸透しましたよね。

今ではさまざまな種類のマンゴーが季節を問わず手に入るようになり、冷凍のものやドライフルーツになったものも販売されていて随分身近な存在となりました。

そんなマンゴーですが、実は栄養素も豊富でさまざまな効果効能が期待できる食材だということをご存知ですか?
知ってしまうと、どんどん活用したくなること請け合いですよ!

しかし、スーパーなどでたくさん並んでいるマンゴー。どれが美味しいのか見分けがつかないという方、そして、すぐに食べ切れるかわからないという方のために、食べ頃の見分け方や保存法も教えちゃいます。

今回は、『マンゴーの栄養と効果効能』『食べ頃の見分け方』と、『冷凍やドライフルーツなど、マンゴーの保存法』についてのご紹介です!

栄養満点で美味しいマンゴー、是非ご自宅でもどんどん取り入れてみてくださいね!

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マンゴーとは

マンゴーはムクロジ目ウルシ科マンゴー属の常緑樹です。マンゴーは古くからインドを中心に栽培されており、フィリピンやタイなど東南アジア、オーストラリアや台湾などさまざまな国から多くの種類のものが輸入されています。

その種類は何千種類もあるといわれており、国内で栽培されている種類もあります。

沖縄や宮崎で作られる完熟マンゴーは有名ですが、他にも鹿児島や熊本、和歌山など比較的温暖な地域で栽培されています。

国産のマンゴーの旬の時期は6月から7月ごろがピークですが、温室での栽培や輸入によって季節に関係なく手に入れることができます。

幻のマンゴー「キーツマンゴー」

マンゴーといえば、赤みがかった色味で卵型の「アップルマンゴー」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「キーツマンゴー」と言う、緑色の大きなマンゴーがあるのをご存知でしょうか。

キーツマンゴーとは沖縄で生産されているマンゴーの種類の一つですが、アップルマンゴーよりも大きく、追熟しても皮が緑色なのが特徴です。

ねっとりとした舌触りで味も濃厚ですが、生産量が少ないため「幻のマンゴー」とも呼ばれています。

沖縄でもスーパーや八百屋には並ばず、道の駅で買うことができます。また、県外の方はインターネットの通販でも予約が可能です。販売期間が短いので早めに予約しないとなかなか手に入れることができないようです。

マンゴーの栄養と効果効能

マンゴーのカロリーは100gあたり64kcal、糖質は14gです。マンゴー1個あたりに換算すると、125kcal、糖質30g程度となり、他のフルーツよりは少し多めです。

しかし、栄養が豊富でさまざまな効果効能が期待できるので積極的に食べたいフルーツです。マンゴーの効果効能について、詳しく見てみましょう。

【アンチエイジング効果・美肌・美白効果】
マンゴーに含まれる代表的な栄養素としては、βカロテンが挙げられます。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、また、ビタミンC、ビタミンEもバランスよく含まれています。

これらはあわせて「ビタミンACE(ビタミンエース)」とも呼ばれ、抗酸化作用の強いビタミンとして知られています。

このビタミンACEをバランスよく摂取することによって抗酸化作用の相乗効果が期待され、シミやしわ、たるみの防止などアンチエイジング効果が期待できます。

また、βカロテンは皮膚の保湿、ビタミンCはメラニン色素の生成を抑えてシミを予防する効果、ビタミンEは血流促進の効果があるなど、単体でも美肌・美白に効果があります。

βカロテンはその他のフルーツでは、あんずや柿、パパイヤなどに含まれています。

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    【生活習慣病の予防】
    マンゴーに含まれるビタミンACEの抗酸化作用により、生活習慣病の予防に効果があるとされています。

    活性酸素によって悪玉コレステロールが増加すると、血管内に付着して血流が悪くなったり、血管が堅くなって高脂血症や動脈硬化、高血圧を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。

    ビタミンACEの抗酸化作用によりこれらの生活習慣病を予防し、また、ガンの発生を妨げる効果も期待されています。

    【免疫力アップ・風邪予防】
    マンゴーに含まれるβカロテン、ビタミンCは免疫力アップに効果があります。

    βカロテンは体内でビタミンAに変換されると粘膜保護の効果があるため、ウイルスや細菌の侵入を防いで風邪予防になります。

    マンゴージュースなどは子供でも飲みやすいので、毎日の健康維持におすすめです。

    【貧血予防】
    マンゴーには妊婦さんには欠かせない葉酸を豊富に含んでいます。

    葉酸は神経細胞の代謝や造血作用があり、胎児の発育に必要不可欠な栄養素です。

    マンゴーには果物のなかでも葉酸の含有量が多く、緑黄色野菜から摂りきれなかった葉酸の摂取におすすめです。鶏肉や牛肉、豆乳と一緒に食べることで、貧血予防・改善の効果がアップします。

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    食べ頃のマンゴーの見分け方

    食べ頃のマンゴーの見分け方は、基本的には形と色で判断します。

    買うときは皮にツヤがあり、実全体がふっくらとしたマンゴーを選ぶようにしましょう。実が硬いものは、常温で2~3日追熟させます。

    食べ頃が近づくと、甘い香りがしてきます。香りがし始めて1~2日目が一番の食べ頃となります。

    また、マンゴーが熟すと皮に糖分が染み出してベタベタするようになるので、触ったときの感触で食べ頃を判断しても良いでしょう。

    マンゴーの保存法!冷凍やドライフルーツにも!

    マンゴーを保存する場合は冷蔵庫に入れず、常温で保存します。冷蔵庫で保存すると、低温障害を起こし、黒ずんで味が悪くなってしまいます。

    追熟を避けたい場合は冷蔵庫でなく、8度くらいまでの冷暗所で保存するようにしましょう。逆に、追熟させたい場合は常温で保存しましょう。

    完熟したマンゴーの保存期間は20日程度です。その期間で食べきれないマンゴーがある場合は冷凍保存することもできます。

    冷凍保存する場合は、種を取り除いて皮を剥き、食べやすい大きさに切って保存袋に入れて保存します。

    食べるとき、完全に解凍させると柔らかくなりすぎるので半解凍で食べるのがおすすめです。そのまま食べるとシャーベットのような食感で美味しいです。

    ドライフルーツにする保存法もあります。うまく乾燥させると3ヶ月程保存することができます。少し手間はかかりますが食べきれない場合は、ドライフルーツにしてもいいかもしれません。

    マンゴーをドライフルーツにする方法

    1. マンゴーを洗って皮を剥く。
    2. 3~5mm程度にスライスし、キッチンペーパーで水気を切る
    3. 虫が寄ってこないようにネットなどをかけ、水分が飛ぶまで天日干しする

    湿気が多いとカビが発生することもあるので、雨の日や日光があたらない時間は室内で扇風機などで湿気対策をしてください。

    マンゴーの美味しい食べ方

    マンゴーは、真ん中のあたりに平らな種があります。種の部分は魚を下ろすように3枚に切り、それから皮を剥くと食べやすいです。また、種を取ってから皮を下にして、縦横に線を入れるような切り方をして、皮を押し上げると見た目が綺麗な花切りになります。

    生のまま冷やすだけでも十分美味しいですが、ここではマンゴーを使った簡単なアレンジレシピもいくつかご紹介します。是非試してみてください!

    【完熟マンゴーの果肉たっぷりマンゴープリン】

    1. 粉ゼラチン5gを水大さじ2に振りいれ、5分ほど置く
    2. マンゴー1個の皮を剥いて種を取り、1/3個分を1cmの角切りにし、残りはボウルに入れる
    3. ボウルに入れたマンゴーはブレンダーかミキサーにかける
    4. 鍋に牛乳100mlと砂糖大さじ1を入れ、沸騰直前まで加熱して溶かす。ふやかしたゼラチンを入れてスプーンで混ぜながら完全に溶かす
    5. 温めた牛乳をピューレ状にしたマンゴーに加えてよく混ぜ、角切りマンゴーとコアントロー小さじ1を加えて混ぜる
    6. 器に流しいれ、冷蔵庫で冷やし固めたらできあがり

    マンゴープリンの素では味わえない濃厚なプリンのレシピです。容器に移す前にとろみがでるまで冷やすと、角切りマンゴーが沈まず固まります。自宅で人気の香港スイーツが簡単に味わえます!

    【おかずにも!マンゴーの肉巻き】

    1. 熟したマンゴー1個の皮を剥き、肉が巻けるように細く切る
    2. 牛肉の薄切り18~20枚ほどに塩胡椒で下味をつけたらマンゴーを巻いていく
    3. 熱したフライパンにオリーブオイル大さじ2~3をひき、ニンニク1~2片を入れ、香りが移ったら取り出し、巻いた肉を並べる
    4. 酒またはワインを回し入れて蓋をする。片面が焼けたらひっくり返して焼き色をつける
    5. タルタルソースやしょうゆ、マヨネーズなどをお好みでかけて出来上がり。

    ソースはチリソースでも、塩胡椒だけでも美味しいです。お好みのものを見つけてください!

    デザートだけでなくおかずにも活用できるマンゴー。他にもマンゴーのアレンジレシピがたくさん紹介されています。色々試して、レシピのバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか?

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