みなさん、こんにちは。
生姜を食べると体がま温まりますよね。
漢方では万能薬と言われている生姜。
生姜によって血行が良くなることで、美肌効果や便秘、風邪予防、咳や喉の炎症にも効果があり、声を使った仕事をしている方も飲まれているそう。
でも毎回料理に入れるわけにもいきません。そこで登場するのが生姜湯。
生姜湯とは主にすりおろした生姜を白湯で溶かし、はちみつなどを入れたものをさします。
最近ではお湯に溶かすだけのインスタントのものも市販されていますね。
でも、作り方が意外と簡単なんです!
今回は『生姜湯の栄養!肌・便秘・喉の痛みや咳など風邪への効果とおいしい作り方!』をご紹介いたします!
なんで体が温かくなるの?生姜湯に含まれる栄養価!
生姜湯にはビタミンやマンガンが特に多く含まれています。さっそく詳しく見ていきましょう!
【ビタミン】
生姜湯に含まれるビタミンは主にビタミンC。
一杯あたり約9g含まれていて、これは一食に必要なビタミンCの約30%に当たります。
ビタミンCは体内でコラーゲンの生成を手伝ったり、白血球の働きを強化、病原体の排除、発がん物質の抑制や、ストレスに対抗するホルモンの分泌を促進したりします。
【マンガン】
マンガンは植物性食品に多く存在します。
酵素の構成、骨格や皮膚をはじめとする結合組織の構成、インスリン分泌、活性酸素の抑制、神経系の働きなど、体内のさまざまな機能に関わっています。
不足した場合、糖尿病や、骨粗しょう症、がん細胞の増殖、生殖能力の低下、イライラ、肌荒れなどを引き起こすと言われています。
続いてはこのような栄養素がどんな効果をもたらすのか、見ていきましょう。
美肌、便秘、風邪の諸症状(咳、喉の痛み)に!生姜湯の効果!
美肌や便秘、風邪の諸症状にはビタミンCがかかわっています。
ビタミンCのコラーゲン生成を促進する作用が美肌に。
白血球の働きを高め病原体を排除する作用により免疫力が高まり、風邪をひきにくくします。
また、生姜の殺菌作用により喉の炎症などが抑えられるといいます。
さらに、この殺菌作用と免疫力の向上で、悪玉菌を減らしたり、胃腸の環境が整うことが便秘が改善する理由です。
ほかにもビタミンCにより、がんの発生を抑制したり、ストレスへの抵抗を持つことができ、美容・健康両方への効果が期待できますね。
一方、生姜で体が温まる理由は、ビタミンCでもマンガンでもなく、ショウガオールとシンゲロールという生姜に含まれる成分で、血栓をつくる血小板の凝集を抑え、血液をさらさらにすることで血流がよくなると考えられています。
これにより、血栓による脳卒中や心筋梗塞などへの予防に効果があり、血流がよくなることでダイエットや冷え症改善といった効果も期待できます。
ほかの食物にはないちょっと変わったものでは、毎日食べると筋肉痛が軽減される効果があったとの実験結果が出ていて、健康には欠かせない食品といえるでしょう。
さて、そんな生姜湯をいつどのようにどうやって摂るか!
おいしい作り方や効果のある飲み方から飽きずに飲み続けられるアレンジまで以下でご紹介したいと思います。
お家でも職場でも簡単に♪生姜湯の作り方と簡単アレンジ
生姜湯のオーソドックスな作り方は導入でも述べたとおり、すりおろした生姜を白湯溶き、はちみつを加えること。
カップ一杯分の生姜の量はひとかけら。はちみつは適量。片栗粉でとろみをつけるのもありです。
はちみつを使う理由ですが、一般的なお砂糖(上白糖)に比べてはちみつのがカロリーが少ないから。ただ、はちみつも低カロリーというわけではないので、摂りすぎは禁物!
すりおろすのが面倒という方が市販のチューブを使うと楽にすみますよ♪
王道なアレンジ例としては、レモンや柚子などの柑橘系の果汁や果肉を一緒にいれたり、メープルシロップをいれるなど。
逆に生姜をはちみつやレモンなどに漬け込みシロップにして薄めるなどの方法もあります!
飲むタイミングとしては、低血圧や寒い朝、寝る前、なかなか眠れないとき、食事前、運動前、風邪のひきはじめなど。
汗をかく前や体温を上げたいときに飲むと効果をより感じられます。
添加物も入っておらず、免疫力も向上するので妊婦さんにもおすすめですよ♪
まだもう少し寒い時期が続きそうなので、生姜湯を飲んで元気に過ごしましょう!
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