オクラの栄養と効果!美肌美髪、夏バテに!下処理、茹で方、冷凍保存までまとめ!

オクラ

ネバネバの食材は昔から体に良いといわれています。
そんなネバネバ食材の一つであるオクラも、もちろん栄養素が豊富で、肌や髪への美容効果だけでなく、夏バテの予防の効能もあるなど、これからの季節にありがたい食材です。

夏にかけて積極的に摂りたいオクラですが、調理すると固すぎたり、水っぽくなってしまったりと困ることはありませんか?オクラの下処理や茹で方にはちょっとしたコツがあるのです。

と言っても、極々簡単なものですので、ご家庭でもすぐに実践できてしまいますよ!一度に多めに茹でて、冷凍保存しておけば毎回下処理する必要がなくなって調理もぐんと楽になります♪

そこで今回は、『オクラに含まれる栄養』と、『肌や髪への美容効果や夏バテ解消にも期待できるというオクラの効能』『オクラの下処理の仕方や茹で方、冷凍保存の方法』など、詳しくご紹介します!

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オクラに含まれる栄養

オクラのカロリーは100g当たり30.1kcalで、糖質は約2gです。ヘルシーで、美容・健康に効果の高い栄養成分が豊富なオクラはどんどん食事に取り入れたい食材の一つです。ここではオクラに含まれる主な栄養素をご紹介します。

【ムチン】
納豆にも含まれているネバネバ成分の一つで、胃の粘膜を保護する働きがあります。胃の調子を整え、胃炎や胃潰瘍の予防をします。

【食物繊維】
オクラには食物繊維の一つであるペクチンが含まれています。このペクチンもオクラのネバネバ成分の一つで、コレステロール値を下げ、血糖値の急な上昇を防いでくれます。もちろん、腸内環境を整え、便秘解消効果にも期待できるので、ダイエットにも取り入れたい食材です。

【ミネラル類】
カリウム、カルシウム、リン、マグネシウムや鉄など、オクラには普段しっかりと食事を摂っていても不足しがちなミネラル類が豊富に含まれています。

オクラに含まれるムチンや食物繊維のペクチンは熱に弱い性質を持っています。そのため、お味噌汁のような熱を加えるものよりは、調理のときにあまり熱を加えないサラダやお浸しにするのが効果的な食べ方と言えます。

美肌や美髪、夏バテ防止効果も!オクラの効能!

普段何気なく食べていたオクラですが、あのネバネバにはうれしい働きがたくさんあったんですね。それではいよいよオクラにはどのような効果が期待できるのか、見ていきましょう。

【美肌効果】
ネバネバ成分のムチンには、細胞の活性化をする老化防止効果があります。保湿効果も高く、肌の粘膜を保護する働きをするため、肌を美しく保ちます。ムチンは年齢が上がると体内で生成される量が少なくなるため、積極的に食事から取り入れていきたい成分です。

【美髪効果】
ミネラル類が豊富に含まれているオクラは美髪効果も期待できます。カルシウムやマグネシウムなど不足しがちなミネラルがしっかりと含まれており、髪や爪を美しく健康に保ちます。

【夏バテ予防】
たんぱく質の一つであるムチンは、夏バテ予防に効果があります。たんぱく質は人が活動するときに必要不可欠な栄養素です。

たんぱく質と糖が結合しているムチンは、たんぱく質を無駄なく吸収できるので、疲労回復効果が高く、胃粘膜を保護することによって胃の調子を整えるので、夏バテ中の食欲不振も軽減できます。

【便秘解消・下痢の解消】
オクラには食物繊維のペクチンが豊富なため、胃腸の調子を整えて便秘解消を促します。また、腸内環境が整うことによって、大腸がんの予防にも効果が期待されています。

【妊活にも】
オクラに含まれるムチンは、妊活中のカップルや妊婦の方にもオススメです。たんぱく質を無駄なく吸収できる状態にしてくれるので疲労回復効果が高い上、オクラには妊娠中、妊活中に必要なカルシウムや葉酸も含まれています。

オクラは栄養素が豊富でさまざまな効果を期待できますが、食物繊維が豊富なため、食べ過ぎると下痢を起こしたり、便秘を悪化させてしまうことがあります。

1日に3本程度でも十分に効果を発揮しますので、あまり食べ過ぎないように注意しましょう。

離乳食などで子供に食べさせる場合は、オクラの表面の産毛を取り除き、軽く茹でてから食べさせるようにしてください。初期では、オクラの種の部分も綺麗に取り除くようにしましょう。

稀に、口の中がかゆくなったりなどアレルギーが出ることがあります。食べさせる場合は少しずつ様子を見ながら与えて、異変が出た場合は食べさせるのをやめるようにしましょう。

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下処理や茹で方は?冷凍保存の仕方は?

オクラは茹でてから食べたいように調理することが多い食材ですよね。しかし、茹で方を間違うと水っぽくなってしまいます。オクラの下処理や茹で方をマスターして美味しく調理しましょう。

【オクラの下処理の仕方】
茹でる前にオクラを切ってはいけません!!オクラにはご存知、穴が開いているので先に切ってしまうと水が入って水っぽくなってしまいます。

オクラは茎の固い部分を切り落とし、ヘタの近くのとげ=ガクの部分をくるくると削ればヘタの部分も食べることができます。ガクを削るのが面倒なときは、ガクの部分の筋のところを切れば、オクラの穴が出てこないので、簡単な下処理の方法としては最適です。

オクラの色を綺麗なまま茹でたい場合は、表面を軽く塩もみして、塩がついたまま茹でるといいそうです。

【オクラの茹で方】
鍋にお湯を沸かして、塩もみしたものは何もいれずに、塩もみしていないものはティースプーンに山盛りで1杯の塩を入れます。

オクラの茹で時間は1分45秒から2分。オクラはお湯に浮かびやすいので、落し蓋をするか、箸でくるくると上下を返すように茹でるのがコツだそうです。

茹で終わったらザルにあげて冷水で冷まします。冷めたら水気をしっかりと切って、オクラの下処理は完了です。

【オクラの保存方法】
茹で終わったオクラはそのまま料理に合わせた大きさに切って調理しますが、すぐに使わない場合は冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。冷蔵庫に入れる場合は、茹でた翌日には食べるようにしてください。

冷凍する場合は保存用袋に小分けにして冷凍させます。冷凍保存する場合は湯で時間を15秒ほどの固めで茹でるようにしましょう。冷凍すれば、保存期間は約1ヶ月程度はもちます。解凍するときは自然解凍、もしくはレンジで加熱すればOKです。

人気検索1位!オクラの簡単レシピをご紹介!

大手レシピサイトで、検索1位になった、「オクラの簡単サラダ」のレシピをご紹介します。材料も少しで味付けも簡単!是非作ってみて下さいね。

  1. オクラ2袋を下処理、下茹でして食べやすい大きさに切る
  2. マヨネーズ大さじ1、ポン酢大さじ1/2、お好みでいりごまを混ぜ、オクラを入れて和えるだけ!!

かつお節やちくわ、コーンなどをトッピングするのも人気だそうです。美味しそうですね!
家にある材料で簡単に作れ、さらに栄養豊富なオクラサラダ、試してみて損はないですよ!

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