紫キャベツの栄養!旬の時期やキャベツとの違い、保存方法と保存期間まとめ!

紫キャベツ

野菜をたくさん食べなくちゃと思っていても、緑色ばかりになって見た目に少し物足りなさを感じてしまうことはありませんか?食事は味もさることながら、見た目や彩りもとても重要な要素ですよね。

今回は、いつものサラダに彩りを与えてくれて、しかも調理方法はいつもとほとんど変わらないおすすめの食材、紫キャベツのご紹介です。

ただ色がついているキャベツと思っているなら大間違い、紫キャベツは普通のキャベツよりも栄養素が豊富に含まれているのです。

いつもとほとんど変わらずに栄養が摂れるのであれば、レシピに取り入れない手はないですよね。すぐにでも日々の食事に活用できるように、紫キャベツの保存期間や保存方法、旬の時期などきちんと知っておきましょう。

今回は、『紫キャベツの栄養』と、『旬の時期やキャベツとの違い』『紫キャベツの保存方法と保存期間』をまとめてみました。

紫キャベツの選び方もご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

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紫キャベツの栄養と効果効能は?

鮮やかな紫色で料理のアクセントになる紫キャベツですが、紫色には魅力的な効果効能があるのです!紫キャベツの女性に嬉しい美容健康効果を見てきましょう!

【美肌効果】
紫キャベツには普通のキャベツよりもビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはシミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を阻害する効果があります。

また、紫キャベツは食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整え、老廃物を排出し、肌荒れやニキビを改善する効果が期待できます。

【胃や腸など消化器系の粘膜の保護】
飲み過ぎたり食べ過ぎると胃がムカムカして気持ち悪く感じますよね。飲んだり食べたりしたものを消化するために胃は胃酸を分泌しますが、摂取量が増えるとその分胃酸の量も増えて、その結果、胃に負担をかけてしまうのが原因です。

紫キャベツに含まれているビタミンUはキャベジンとも呼ばれる栄養素で、キャベツの1.5倍の量が含まれています。

胃酸の分泌を抑えて胃や腸などの消化器系の粘膜を保護し、荒れた胃や腸を修復する効果があります。また、肝機能を高める効果があり、脂肪肝の予防や改善の効果も期待されています。

【疲れ目や視力回復効果】
紫キャベツの色素はアントシアニンによるものです。プルーンやブルーベリーでよく知られるアントシアニンはポリフェノールの一種で、網膜内にあるロドプシンという物質を再合成する働きがあります。

眼球の血流を良くして必要な栄養を届ける働きを促してくれるので、疲れ目や眼精疲労の改善に効果があります。また、アントシアニンは緑内障や白内障の予防にも効果があるといわれています。

以下の食材もアントシアニンを含んでいます。是非チェックしてみてください!

旬の時期やキャベツとの違い

様々な美容健康効果がある紫キャベツですが、一体どのような野菜なのでしょうか。普通のキャベツとの違いや旬の時期、選び方を見ていきましょう。

紫キャベツとは

紫キャベツとは、アブラナ科アブラナ属のキャベツの一種で、別名「レッドキャベツ」「赤キャベツ」とも呼ばれています。よく見る普通のキャベツよりも少し小さく、葉は表も裏も紫色をしています。最近では紫キャベツのスプラウトにも人気が出てきていますよね。

形は綺麗に球体になり、品種によっても違いはありますが、普通のキャベツよりも厚みがあるのが特徴です。普通のキャベツとの味の違いは、キャベツに比べて青臭さが少なく、苦味があります。

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紫キャベツの旬はいつ?

スーパーなどでも一年通して目にする紫キャベツですが、旬の時期はいつなのでしょうか。

紫キャベツは品種や産地によりますが、春撒きと秋撒きのものがあるので、旬の時期は6~7月頃の初夏と11~2月にかけての冬になります。栽培量はそれほど多くないので、年間通して出回る量はあまり変わりません。

紫キャベツの選び方

スーパーなどで紫キャベツを選ぶときは、持ったときにずっしりと重く、葉先が薄いものを選びましょう。

紫キャベツの葉は普通のキャベツよりも厚みがあるので、葉先が薄いものでないと、葉の真ん中になるとさらに厚くなり調理に時間や手間がかかってしまいます。また、葉先が厚いものは芯が太くゴツゴツしたものが多い傾向にあります。

葉の表面が、粉がついているような白っぽいものは新鮮な紫キャベツです。

紫キャベツの保存方法と保存期間は

紫キャベツの保存方法は、ラップでピッタリと包んで乾燥しないようにしてから、ビニール袋などに入れ、冷蔵庫に入れておくのがいいでしょう。

保存期間は1週間ほどで日持ちは良い方ですが、日が経つと味や鮮度が下がってしまうので、購入したらなるべく早いうちに使うようにしましょう。

紫キャベツのおすすめ調理方法

見た目に綺麗な紫キャベツは他の野菜と組み合わせて使うと彩りが豊かで食卓が華やかになります。

生のままサラダにするときは千切りにしてコールスローにしても鮮やかですが、レタスのようにちぎって加えても綺麗です。普通のキャベツに少し混ぜるだけでも十分華やかになります。

紫キャベツは赤玉ねぎと同じく、紫色の色素が水に溶け出してしまうので、茹でたり煮たりするとスープに色が移ってしまいます。

また、炒めるとどうしても茶色く変色してしまうので、サラダ以外で炒め物や焼きそばの具などにする場合は仕上げに加えてサッと火を通す程度にしておきましょう。

紫キャベツの色は酸性のものと反応して鮮やかに発色する性質を持っています。

マリネにしたり、マリネ以外でも甘酢漬けやピクルスにすると紫キャベツがより鮮やかで綺麗になるのでおすすめです。他の食材と一緒に漬けると色移りしてしまうので分けて分けて漬けるようにしましょう。

紫キャベツを塩で揉み込むと、苦味が抑えられて甘味が増します。常備菜やお弁当にも使える簡単なレシピをご紹介します。

【紫キャベツのマリネの作り方】

  1. 紫キャベツ半玉を千切りにし、ボールに塩小さじ1/2を振りよく揉み込む
  2. 10分ほどしたらぎゅっと絞って水を切る
  3. 酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、砂糖小さじ1を入れて混ぜ合わせ、仕上げにブラックペッパーを適量かける

塩でマリネすると日持ちするので、保存食としても◎!食べ切れなければ冷凍保存もOKです。塩の替わりに塩麹を使ったり、ツナや他の野菜を入れるなどアレンジ自在のレシピです。

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