パプリカパウダーとは?栄養、効能や味は?辛い?使い方や代用品までご紹介!

パプリカパウダー

「日々の食卓に、手軽にちょっとした栄養素をプラスできたらいいのになぁ」というのは、毎日の献立を考える人なら誰しもが思うことですよね。

さらに、食卓に彩りを加え、華やかにできるとなれば使わない手はありません。
そんなちょっとした願いをパプリカパウダーは叶えてくれるのです!

パプリカパウダーとは、その名の通りパプリカ=赤唐辛子を粉状にしたもので、スーパーでもスパイスやハーブが並んでいる棚で見つけることができる調味料です。

このパプリカパウダーは飲食店でも隠し味としてよく使われているもので、日頃不足しがちな栄養がしっかりと詰まった、彩りも鮮やかないわば「魔法の粉」なのです!

そこまで言われると、気になるのはその効能ですよね。赤唐辛子が原料ということは味も辛いの・・・?使い方は?と、色々疑問が湧いてくるかと思います。

そこで今回は『パプリカパウダーとは?』『パプリカパウダーの栄養と効能』『パプリカパウダーの味は?辛いのか?』さらに、『パプリカパウダーの使い方と、代用品ならコレ!』というものをご紹介します!

ちょっと入れるだけで味わいが深くなるパプリカパウダー。代用品まであるならスーパーですぐに見つからなくても安心ですね!今日の食事から隠し味として使ってみてはいかがでしょうか?

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パプリカパウダーとは

ズバリ、パプリカパウダーとは、唐辛子の仲間であるパプリカを粉末にしたもののことです。鮮やかな色合いで料理に彩りを加えてくれるパプリカパウダー。

パプリカの栄養や女性にうれしい美容健康効果については、こちらの記事をチェックしてみてください!
パプリカの栄養と効果効能!色ごとの栄養や効果的な食べ方、加熱調理による影響について!

パプリカはハンガリー語で「ピーマン」を意味するのだそうです。ハンガリーはパプリカの一大産地で、種類はとても多く、辛いもの、甘いもの、細長いものや丸いものまで豊富にあります。そのまま生で食べたり、料理の具材、香辛料として食べられています。

実はパプリカをはじめて香辛料にしたのはハンガリーと言われています。パプリカパウダーはハンガリーの食生活に欠かせないもので毎日の料理に使用されています。

ここで豆知識!パプリカはビタミンCが豊富なことで知られていますが、なんとビタミンCはハンガリー人がパプリカから発見したのだそうです!

そんなパプリカは料理の隠し味として使われたり、その鮮やかな色を活かしてソースに入れたりなど用途は様々です。スープにかけるとぐっと味わいが深くなります。

パプリカには栄養もたっぷりなので、パプリカパウダーをちょい足しすることで味わいと不足しがちな栄養素をプラスできるというのも嬉しいポイントです。

パプリカパウダーの栄養や効能は?

パプリカパウダーの原料であるパプリカにはビタミン類が豊富に含まれています。

特に、美容に欠かせないビタミンCが豊富なので、女性にはオススメなんです。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌の乾燥を防ぎ、肌トラブルを予防する効果があり、鉄分の吸収を高める働きがあります。

ビタミンCは熱に弱い性質を持っていますが、パプリカに含まれているビタミンPの働きによって熱を加えてもビタミンCが破壊されずに摂取できるのです!

このビタミンPはアンチエイジング効果が高く、老化を防ぐ働きをしてくれます。他にも代謝ビタミンと言われるビタミンB2や、鉄分が豊富に含まれています。

これらのビタミン類と鉄分の働きにより、新陳代謝の促進、免疫力アップや貧血予防に効果が期待されています。

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パプリカパウダーってどんな味?辛いの?

パプリカは唐辛子の仲間ではありますが、辛味のない赤唐辛子が使われているため、小さな子どもでも食べさせることができます。

辛味のあるパプリカパウダーもあるようですが、日本では辛味のないものが流通しているので探すのは難しいかもしれません。

唐辛子のような風味はありますが、それほど主張するような味ではないので料理にたくさん混ぜても元々の料理の味を損なわずに使うことができ、パプリカパウダーの赤みが料理を鮮やかにしてくれます。

パプリカパウダーの使い方と代用品で使うならコレ!

パプリカパウダーは、ハンガリーではほとんどの料理に使われ、魚料理や肉料理、卵料理、スープやカレーなどの煮込み料理からサラダにまで使い道はさまざまです。基本的にはほぼ全ての食材でも相性がよいです。肉も、牛、豚、鶏肉とどんなものでも料理の味を損ねることなく使うことができます。

使い方も驚くほど簡単で、ハンバーグなどはタネを捏ねる時にパプリカパウダーをお好みで加えるだけ、パスタやサラダは最後に2振りほどふりかけるだけでOKです!これだけで彩りと栄養がプラスできるならやるしかないですよね!

パプリカパウダーが手元にない場合、チリパウダーでも代用することができます。
チリパウダーには、メーカーにもよりますが、赤唐辛子のほかにパプリカ、クミン、オレガノ、ガーリックと塩が含まれているミックススパイスです。

パプリカパウダーよりは少し辛味があり、スペイン料理やメキシコ料理でよく使われているようです。料理にちょっとしたパンチが欲しいときは、チリパウダーはオススメかもしれません。チキンライスに少しプラスすれば即席のジャンバラヤ風になるそうですよ。

似た名前ですが、チリペッパーやレッドペッパー、カイエンペッパーは赤唐辛子だけで作られているのでかなり辛味があります。買う場合は間違えないように注意してくださいね!

最後に、筆者がどうしてもオススメしたい、簡単絶品レシピをご紹介します。
日々の食卓にプラス1品したいときや、おうちでの晩酌のときのアテなんかにもオススメです。本当に簡単にできてしまうので、是非試してみてくださいね!

【絶品たこのガルシア風】

  1. 鍋に水を張り、沸騰させる。冷凍の茹でたこ200gを解凍させておく
  2. 沸騰したらローリエの葉1枚、玉ねぎ1/2個、塩一つまみと解凍させたたこを入れ、強火で5分ほど茹でる
  3. 柔らかくなったら食べやすい大きさに切り、オリーブオイル、粗塩、乾燥パセリとパプリカパウダー、チリパウダーをお好みでかけ、軽く和える
  4. お皿に綺麗に盛り付けたら完成!

ここで使ったたこの茹で汁をスープや煮込みに使うといい具合に出汁が出て美味しくなります!茹でて和えるだけの超簡単レシピ、忙しい方や面倒くさがりさんにオススメです♪

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