バターコーヒーとは?効果や作り方!いつ飲む?味やカロリー、危険性は無いのかまで!

バターコーヒー

「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という本をご存知でしょうか?

読んだことがない方も、この名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
世界中で注目され、2015年秋に日本語版が発売されてからは国内でも大きな反響を呼んで、オリコン2016年上半期ダイエット書部門でベストセラーとなった書籍です。

今日、ご紹介するのは、この書籍の中でも紹介されていた「バターコーヒー」です。

「ダイエット」と言っているのに、カロリーの高そうな名前で大丈夫か、危険性はないのかと、疑ってしまいますが、私達の想像するバターコーヒーとは違い、きちんと効果もあるのだそうです。

なぜそんなことが言い切れるかというと、著者が、自分の体を実験台にして、15年と30万ドルという資金を使ってありとあらゆるダイエット法をリサーチし、モニターして行き着いたのが、この「最強の食事」、そして、バターコーヒーなのだとか。

この本をまだ読んでいない方は、バターコーヒーとはどんなものでどんな味か、いつ飲むのがいいのか、想像もつかないと思いますが、ご安心ください。
作り方も含めて、しっかりとご紹介させていただきます。

今回は、『バターコーヒーとは』『バターコーヒーの効果や作り方』『いつ飲むのがいいのか』『味やカロリー、危険性』についてです。

興味が湧いたら、是非書籍も手にとって見てくださいね。

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バターコーヒーとは

バターコーヒーとは、「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」で紹介されている飲み物で、

・放し飼いで育てられた牛のミルクで作られたバター=グラスフェッドバター
・MCTオイル
・良質のコーヒー

で作られたものです。
最近では、グラスフェッドバターで作られたバターコーヒーがコンビニでも売られているようですので、是非探してみてくださいね。

著者はこのコーヒーを、「完全無欠コーヒー」と名づけ、毎朝起き抜けか、朝食の時間の飲むことを推奨しています。

実は、コーヒー党の私も試してみましたが、普通のコーヒーよりも断然まろやかで、すごく美味しいです!
作り方も簡単で、毎日続けやすそうだという印象です。作り方は後ほどご紹介します。

コーヒーについては、こちらの記事コーヒーの効果と時間!がんや美肌、便秘や眠気に!インスタントの効果は?に詳しく書いていますので、是非合わせて読んでみてくだい。

バターコーヒーの効果

本によると、バターコーヒーはダイエットだけでなく、脳にも絶大な効果があると書かれています。

著者はバターコーヒーについて、以下のようなことを言っています。

コーヒーはスーパーフード!「完全無欠の飲み物である」

ダイエットや健康において、「コーヒーは体に良くない」といわれているシーンは多々あります。

しかし、シリコンバレー式ダイエット法においては、コーヒーは「完全無欠の飲み物」なのだそう。

コーヒーに対する研究が進むにつれて、コーヒーを飲むことで集中力や記憶力、パフォーマンスを高めるということが証明されています。

また、脳卒中や糖尿病のリスクを低減させるほか、前立腺がんなど、一部のがんの再発を防ぐと言われています。

コーヒーには、赤ワインと同じくらいのポリフェノールの含有量があり、これが腸内細菌のえさとなり、善玉菌の量を増やします。

ただし、品質の悪いコーヒーとなると話は別です。質が悪くても、得られるメリットはたくさんありますが、低品質のコーヒー豆には目に見えない「カビ」が発生していることが多く、この「カビ毒」が体に害を及ぼすとされています。

特に安価のインスタントコーヒーには、ドリップ式のものよりはるかに「カビ毒」が多いそうです。

バターコーヒーは脳を活性化させる

良質なバターに含まれる酪酸塩をマウスに与えると、血中コレステロールや中性脂肪を下げる効果がある他にも、脳の炎症を軽減することが証明されています。

また、コーヒーに含まれるカフェインは、認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマーの発症リスクを抑制する効果が期待できます。

良質な脂肪は太らない

シリコンバレー式ダイエット法では、脂肪を積極的に摂ることを推奨しています。
人間の脳や臓器、細胞すべてが脂肪からできており、最適な働きをするためには脂肪は必要不可欠なためです。

ただし、何でもよいわけではなく、良質の脂肪を取る必要があります。
良質の脂肪とは、「脂肪の分子が短く、安定している」ものです。

脂肪は分子が短い方が抗炎症性があり、安定していないと酸素と結合して酸化しやすくなります。

具体的に言うと、「中鎖脂肪酸」や「短鎖脂肪酸」は分子が短く、「不飽和脂肪酸」よりも「飽和脂肪酸」の方が安定している、となります。

良質なバターのグラスフェッドバターは酪酸(飽和脂肪酸の一種である短鎖脂肪酸)が含まれており、脂肪の燃焼効果があると言われています。

また、MCTオイルは中鎖脂肪酸(飽和脂肪酸の一種)があり、肥満の原因である中性脂肪がつきにくく、消化吸収が良いため、エネルギーになりやすいと言われています。

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バターコーヒーの作り方

ここでは、完全無欠コーヒー、バターコーヒーの作り方をご紹介します。

  1. 良質なコーヒー(スペシャリティコーヒー)を淹れる。金属メッシュのフィルターを使うのが理想的。
  2. この間、ミキサーorブレンダーにお湯を注ぎ、温めておく
  3. ミキサーまたはブレンダーにコーヒー(2杯)、無塩グラスフェッドバター(大さじ2まで、空腹感によって調整可)、MCTオイル(大さじ2まで、空腹感によって調整可)を入れ、泡がこんもり溜まるまで混ぜる

お好みで、バニラパウダーやシナモン、チョコレートパウダーなどを加えてもOK。

コーヒーによく合うシナモンの美容健康効果を書いた記事も是非一緒に見てみください。その魅力的な効果にこちらも明日から早速取り入れたくなること間違いなしです。
シナモンパウダーの効果効能!摂取量や日数、時間帯はいつが良い?

バターコーヒーはいつ飲むのがいいのか

バターコーヒーは朝起き抜けに飲むのが推奨されています。

また、あまり遅く飲んでしまうと、カフェインの影響で夜眠れなくなってしまうので、少なくとも昼までに飲み、午後2時以降は避けるようにしましょう。

朝食をバターコーヒーで済ませ、昼食は昨日の食事から15~18時間空けてとり、夕食を7時間以内に食べるのが、「完全無欠断続的ファスティング」の方法として紹介されています。

この方法は、期間は特に定められておらず、できるだけ継続して行うことでダイエット効果が期待できるそうです。

バターコーヒーの味やカロリーは?

バターコーヒーの味は先述の通りです。
カプチーノのようにふっくらと泡立ちが良く、ふわふわになったバターがまろやかです。ほのかにバターの甘みも感じられ、コーヒーの苦味を和らげてくれます。

どうしても苦いものが飲めない方は、良質な甘味料や、バニラパウダー、カカオ85%以上のチョコレートを入れても大丈夫です。

バターコーヒーは、オイルやバターの量は決められていないため、カロリーを明示することはできません。

グラスフェッドバターは大さじ1あたり約114kcal、MCTオイルは大さじ1あたり約135kcalですので、これにしたがって計算するようにしましょう。

どちらも大さじ2ずつ入れた場合、約498kcalとなります。
思ったよりも高カロリーですが、このダイエット法ではカロリーを摂ったからといって、痩せない原因にはならないといっています。

バターコーヒーの危険性はある?

良質のオイルとバター、コーヒーを使うため、バターコーヒーには危険性はありません。

ただし、これはアレルギーがなかったときの場合。
乳製品にアレルギーがある方は、バターではなく、良質のバターから抽出したギーを使うことで、アレルギーの心配がないとされています。

注目のスーパーフード、ギーの気になる美容健康効果はこちらの記事ギー(油)の効果効能!使い方やバターからの作り方まで!最高のオイル!も合わせて見てみてください。

目に見えるアレルギー症状が出ない場合も、体に合わない食材は必ず存在します。
自分の体調をよく観察して、バターコーヒーが体に合うか確認してください。

MCTオイルについては、使う量に十分注意が必要です。
というのは、MCTオイルをまだ慣れないうちからたくさん摂取すると、おなかが緩くなって下痢のような症状が出ることがあるからです。

最初から大さじ2杯入れるのではなく、まずは小さじ1杯から徐々に増やしていくようにしましょう。

朝食をバターコーヒーにしてみるだけでも、空腹感が抑えられてすっきりと仕事に励むことができますよ。是非、試してみてくださいね。

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