もずくの栄養と効能!髪の毛やお肌への効果は?摂取量は?食べ過ぎは良くない?

もずく

海藻は栄養素が豊富で、髪や肌を美しくする美容効果と健康効果が期待されている注目の食材です。さっぱりと三杯酢や黒酢をかけて美味しいもずくにも、もちろんさまざまな効果効能があります。

しかし、そんな優秀な食材のもずくでも、食べ過ぎには注意が必要なようです。摂取量を守って、美しい髪の毛とお肌、そして健康を手に入れましょう。

そこで今回は『もずくに含まれる栄養素』『髪の毛やお肌にも効くというもずくの効果効能』、『食べ過ぎ注意のもずくの摂取量』についてご紹介します。

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もずくに含まれる栄養素!フコイダン!

もずくは100gあたりカロリーは6kcalで糖質量はゼロです。かなりヘルシーなのでダイエット中や糖質制限中に取り入れたい食材の一つです。

カルシウムや鉄分など不足しがちなミネラルや、むくみ解消や動脈硬化の予防にも効果があるアルギン酸なども豊富なもずくですが、最も注目したいのはフコイダンという成分です。

フコイダンは食物繊維の一つで、水に溶ける性質を持つ水溶性食物繊維です。このフコイダンは美容と健康に嬉しいさまざまな効果を発揮してくれる栄養素なのです。フコイダンの栄養素については次の項目で詳しくご紹介します。

アカモクやめかぶの違いは?

ところで、今健康と美容で注目されている海藻類ですが、違いをご存知でしょうか?ふと気になったので、比較してみました。

もずくは日本全国の沿岸で取れる海藻の一つです。これに対してめかぶは、「芽株」と書いて字のごとく、わかめの根元の部分なのです。これらの栄養素はほとんど変わらず、どっちにもカルシウムやミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富です。

アカモクは、もずくやめかぶと比べてフコイダンが3倍以上あるそうです。フコイダンは海藻類のネバネバ成分といわれていますので、3倍もあるということは効果も期待できますが、ちょっと食べにくいという欠点もあります。

めかぶについてはめかぶの栄養と効能!便秘や白髪、妊活に!1日の摂取量は?食べ過ぎは良くない?に詳しく書いていますので、是非こちらも見てみてください。

注目のスーパーフード、アカモクについては、こちらの記事アカモクの栄養や効能!美肌美髪や花粉症に効く?摂取量は?食べ過ぎは良くない?を参照ください。

もずくの効能!髪の毛やお肌への効果は?

先程、ご紹介したフコイダンをはじめさまざまな栄養素のあるもずく、その効果効能を見ていきましょう。

【腸内環境改善】
もずくは食物繊維が豊富で、フコイダンと呼ばれる水溶性食物繊維は特に腸内環境を整えてくれます。腸内環境が整うと免疫力がアップし、老廃物を排出するため肌荒れ防止、美肌効果が期待できます。

【保湿・美肌効果】
もずくにはフコイダンのほかにもミネラルが豊富に含まれています。フコイダンと豊富なミネラルは保湿効果を高め、肌を若々しく保ちます。また、肌にいいだけでなく、ミネラルは髪を健康に黒くする効果があるため、白髪の改善や予防にも効果があります。

【生活習慣病やがんの予防】
もずくは糖質オフな上に、もずくに含まれるフコイダンは、糖質の吸収を緩やかにしてくれる効果があり、血糖値の上昇を抑えて糖尿病予防の効果があります。

また、コレステロール値を下げる効果があり血液をサラサラにして、高血圧を予防します。メタボリックシンドロームになるのを防ぎ、腎臓や肝臓の働きが阻害されてしまうのを防ぎます。加えて、フコイダンは尿酸値を下げる効果があることもわかっており、痛風の予防にも効くとされています。

また高い抗酸化作用から老眼の改善や癌の予防にも効果があるといわれています。

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食べすぎは良くない?もずくの1日の摂取量は?

栄養価の高いもずくですが、海藻類は食べ過ぎてしまうとかえって体に不調をきたしてしまう危険性があるとも言われています。

もずくは食物繊維が豊富なため、便秘解消に効果がありますが、食物繊維は摂取しすぎると下痢になってしまうことがあります。また、消化に時間がかかるので、胃もたれや消化不良を起こし、便秘が酷くなってしまう場合があります。

また、もずくにはヨードが豊富に含まれています。ヨードは甲状腺から出るホルモンの分泌を助ける働きがあり、胎児の発育には必要な栄養素なのですが、ごく少量で十分効果を発揮します。

妊娠中にヨードを摂取しすぎるとかえって胎児に悪影響を与える危険性があるため、妊婦の方はもずくや海藻類の過剰摂取は控えるようにしてください。

甲状腺に疾患があり薬を服用している場合は、ヨードが薬の作用を妨げてしまうといわれています。

栄養価が豊富でも、摂りすぎには注意して適量の摂取を心がけるようにしましょう。

もずくは1パック80gとすると、ヨードの含有量が1.2gとなります。ヨードの1日の摂取量の目安は0.095mgで、上限が3gとされていますので、1日多くても2パックまで、それ以上食べると過剰摂取に繋がりますので、毎日少しずつ食べるようにしましょう。

もずくの簡単アレンジレシピ

もずくはそのまま三杯酢をかけてもずく酢としてシンプルに食べても美味しいですし、わかめの替わりに味噌汁やスープに入れたり、きゅうりやトマト、しらすとあえて酢の物にしたりと食べ方は色々です。納豆にかけたりしても美味しいですよね!

ここではちょっと変わった人気のアレンジレシピをご紹介します。

【もずくのチヂミ】

  1. 5cmに切ったにら1束と、水気を切ったもずく100gに、薄力粉80g、卵1個、スープだしのもと小さじ1/2、水1/2カップ、塩少々を加えてよく混ぜる
  2. 加熱したフライパンにごま油大さじ1を引き、油が温まったらタネを半分入れ、焼き色がつくまで焼く
  3. 色がついたら裏返し、残りのタネを入れてごま油小さじ1を回し入れて焼く
  4. 裏面も焼き色がついたら出来上がり!酢醤油でどうぞ♪

お好みでタコなど魚介類を入れるとさらに美味しいです!

【すべて適量で大雑把なもずくの天ぷら】

  1. 小麦粉に水を入れ、マヨネーズと塩で味を調える
  2. そこにもずくを投入し、混ぜる
  3. 180度の油で色がつくまで揚げれば出来上がり!

分量を量らなくても、水と小麦粉で堅さを調整すればOKの簡単もずくの天ぷらです。
是非試してみてください。

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