紫蘇の効能!花粉症、肝臓に効く?効果的な摂取量は?赤紫蘇もあるの?


紫蘇は漢方で薬膳としても使われているほど栄養価の高く、様々な効能が期待できるというのをご存知ですか?

日本でも花粉症などのアレルギー緩和の効能があり、肝臓にも効果があるという噂で、健康食品として注目されています。

様々な効果が期待されている紫蘇は、味も美味しくてついつい食べ続けてしまいますが、健康効果を発揮できるのはどれくらいの摂取量なのでしょうか。

また、紫蘇には赤紫蘇もあるのをご存知でしょうか?
見かけたことはあるかもしれませんが、
いったいどのような違いがあるのでしょうか。

そこで、今回は『紫蘇の効能、花粉症や肝臓に効くのか、紫蘇の効果的な摂取量、赤紫蘇とはどんな違いがあるのか』をご紹介します。

【スポンサーリンク】

紫蘇の効能は?花粉症や肝臓に効くってホント?

紫蘇には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富で、赤みのある紫蘇「赤紫蘇」にはシソニンというポリフェノールも豊富に含まれています。

一度にたくさんの紫蘇を食べることはないので、普段の食事に栄養素を+アルファできる食材という風に認識しておきましょう。

紫蘇の持つ効能・効果

紫蘇は、その栄養価の高さから、漢方でも使われているというほど健康効果の期待できる食材です。

紫蘇の持つ効能・効果について詳しく見て行きましょう。

【アトピーや花粉症などのアレルギー緩和】
アレルギーの原因は免疫細胞が過剰に反応することで起こります。細胞を守るために活性酸素を発生させ、細胞を傷つけるのです。

紫蘇に含まれる「ルテオリン」がアレルギーを誘発させる物質の生成を阻害し、「ロズマリン酸」が免疫システムの暴走を止める役割をしてくれます。

免疫細胞の働きを正常化する手助けをすることによって、アレルギーの症状の緩和が期待できるので、花粉症にも効果があるといってもいいでしょう。

また、赤紫蘇に含まれるシソニンもアレルギー症状の緩和に効果の高い成分として知られています。

【肝臓の炎症を沈め、肝臓や腎臓の負担を軽減する】

紫蘇に含まれるルテオリンは、抗アレルギー・抗炎症作用と免疫を正常化させる働きが強く、肝臓や腎臓への負担を軽減する効果が期待できます。

ルテオリンは熱に強く、加熱しても成分が失われないので様々な料理で活躍させられます。

【アンチエイジング効果】

ポリフェノールやビタミン、βカロテンは抗酸化作用があります。体の中の活性酸素が増えすぎるのを防いで、体がサビ付くのをとめてくれます。

活性酸素で体がサビると、肌や細胞の老化が早まり、疲れやすくなってしまいます。

紫蘇にはポリフェノールやビタミン、βカロテンが豊富に含まれているので疲労回復効果や肌を若々しく保つアンチエイジング効果が期待できます。

ポリフェノールは血液をさらさらにするという効能があるので貧血の改善や血行促進によって肌のターンオーバーを正常に保つので、美肌効果にも期待できます。

【スポンサーリンク】

紫蘇の効果的な摂取量はどのくらい?

紫蘇は健康効果、美容効果が高いということがわかりました。

味も美味しいので、どんどん食べてしまえますが、健康、美容効果を最も発揮する紫蘇の摂取量はどのくらいなのでしょうか。

推奨されている紫蘇の摂取量は、一日に20枚から30枚といわれています。
いくら美味しいとはいえ、薬味として使われることが多いので、毎日この量を食べるのは少し大変かもしれませんね。

そこでこの記事の最後に、変り種の紫蘇の摂取の仕方をご紹介します。

赤紫蘇や青紫蘇もある?大葉とはどう違う?

紫蘇には赤紫蘇と青紫蘇があります。スーパーなどでよく見かけるのでご存知の方も多いと思います。

この二つの違いは単純に色の違いです。そして、含まれている栄養素にも若干の違いがあります。

赤紫蘇は紅ショウガや梅干しの色付けとして使われている赤みのある紫蘇。
梅干しと一緒に入っているのも赤紫蘇の紫蘇漬けです。食べても美味しいですよね!

シソニンはアトピーや花粉症などアレルギー疾患に効果のある成分でしたね。

赤紫蘇の詳しい効能については、赤紫蘇の効能!美肌やアレルギー、貧血、下痢、腎臓に!ふりかけ、梅干しで簡単に摂取!をチェック!

青紫蘇はイメージ通りの紫蘇で綺麗な緑色で、残念ながらシソニンは含まれていません。

しかし青紫蘇にはβカロチンという成分が多く含まれています。

βカロチンは免疫力を高め、動脈硬化や心筋梗塞、ガン予防の効果があるといわれており、健康には欠かせない栄養素です。

この赤紫蘇と青紫蘇をひっくるめて紫蘇と呼ばれているのです。

ところで、味も見た目もそっくりだけど、「紫蘇」と「大葉」ってどう違うんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

その疑問にわかりやすくお答えしましょう!

実は、紫蘇と大葉の違いは・・・ありません!!!

昔、紫蘇の葉と芽を分けて販売するために呼び分けられたのが由来のようです。

変り種?!紫蘇を使った飲み物や食べ物

一日の適正な摂取量は20~30枚。毎日これだけの紫蘇を食べるのは少し大変です。

そこで、栄養価の高い紫蘇を効率的に摂取できる変り種をいくつかご紹介します。
日々の食事に少しずつ取り入れてみてください。

【紫蘇ジュース】
赤紫蘇で作ると鮮やかな赤色になって食卓も華やかになる紫蘇ジュース。
青紫蘇で作っても美味しいです。

  1. 茎を除いた紫蘇500gをよく洗い絞る
  2. 鍋に2リットルの水を沸騰させ、紫蘇を入れ、20分ほど煮る。
  3. 漉して絞った紫蘇に砂糖1kgを加え、さらに20分ほど煮る
  4. 冷めたらクエン酸を大さじ2杯入れて出来上がり!

お好みでリンゴ酢を入れても美味しいです。

【紫蘇茶】
紫蘇茶は毎日の食事の前後でも気楽に飲めるのでオススメです。少量で作れる分量をご紹介します。

  1. 青紫蘇2~3枚を洗い、細かく刻む
  2. ポットにいれ、熱湯を注ぐ
  3. 2~3分蒸らして出来上がり!

紫蘇茶は簡単にできるので毎日続けられそうですね。

他にも、日頃使っているサラダ油を紫蘇油に変えることでも摂取する栄養価に違いが出てきます。
お酒が止められない方は、「鍛高譚」でよく知られている紫蘇焼酎なんていうのもオススメです!

【スポンサーリンク】

あわせて読みたい記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

eight + five =