あおさの栄養と効果効能!青のりとの違いや味噌汁等の食べ方、副作用はある?

あおさ

これまで、アカモクやもずくなど海藻類をいくつかご紹介してきました。海藻類は食物繊維やミネラルなどの栄養素が豊富で、健康や美容に様々な効果効能があります。

今回は、海藻類の一種であるあおさについてご紹介します。お好み焼きにふりかけられている青のりですが、実は青のりではなくあおさ粉が使われているのをご存知でしょうか?

意外と身近な存在であるあおさも他の海藻類と同じく栄養素が豊富で、わかめの変わりに味噌汁に入れたりなど色々な食べ方のアレンジができる食材です。

しかし、やはり気をつけたいのは食べ過ぎによる副作用についてです。あおさも、食べ過ぎによって副作用はあるのでしょうか?

そこで今回は、『あおさの栄養と効果効能』『あおさと青のりの違い』『味噌汁だけじゃない、あおさの食べ方』『あおさの副作用』について、詳しく解説しちゃいます!

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あおさとは?

あおさとは、海藻類の一種で、厳密に言うとアオサ目アオサ科アオサ属に分類されているものが「あおさ」となるのですが、アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属に属するヒトエグサを指す方言として「あおさ」という言葉が使われており、現在流通しているほとんどのあおさは、ヒトエグサのことを指します。

あおさは他にも「あおさ海苔」などと呼ばれ、北鹿児島では「おさ」、南鹿児島では「このい」、沖縄では「アーサ」などと様々な名前で親しまれています。

あおさは9月中旬から10月上旬にかけて採苗が行われ、1月から5月が旬の時期となります。

あおさの主な産地は三重県で、全国の生産量の約70%を占めており、福島、静岡、愛知、徳島、高知、愛媛、長崎、鹿児島など、他の地域でも幅広く生産されています。

青のりとの違いは?

見た目が似ていて混同されがちなのですが、実はあおさと青のりには大きな違いがあります。

植物学上の分類で言うと、青のりはアオサ目アオサ科アオノリ属に分類されるものと、アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属に分類されているものがあります。

青のりは糸状の海藻であるのに対して、あおさは葉状になっており、黄緑みがかった色をしています。青のりに比べるとあおさは磯の香りや風味が劣っており、青のりのほうが高級なものとして扱われています。料亭などでも香りのよい青のりが使われています。

私たちが何気なく食べている、お好み焼きやたこ焼きにかかっているのは、実は青のりではなくあおさ粉であることが多いです。

原材料表示を見て、「ヒトエグサ」や、「○○アオノリ」と表記されているものは青のりなので、価格も高くなっているものが多いです。

対して「オオアオサ」や「アナアオサ」と表記されているものがあおさとなります。

あおさの栄養と効果効能

あおさをはじめとする海藻類にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富ということは既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、なんとあおさに含まれるカルシウムは牛乳の8倍、葉酸とβカロテンはほうれん草の約2倍、食物繊維はゴボウの約7倍とあおさの40%が食物繊維でできているのです。

また、野菜にはほとんど含まれていないビタミンB12も他の海藻よりも多く含まれています。ビタミンCやマグネシウムなどのミネラルも豊富で、海の緑黄色野菜とも呼ばれています。

【食物繊維】
あおさに含まれる食物繊維は、主に水溶性の食物繊維で、腸内環境を整え、脂肪の吸収を抑えて急な血糖値の上昇を防ぎます。そのため、コレステロール値の正常化や、糖尿病予防に効果が期待できます。

また、便秘解消により老廃物から出る毒素による肌荒れやニキビの改善にも効果的です。

【葉酸】
葉酸は細胞の生まれ変わりや赤血球を作り出すのに必要で、妊娠中の女性は胎児の発育のために積極的に摂取したい栄養素です。

【βカロテン】
βカロテンは抗酸化作用があるので、活性酸素の発生を抑えることで、老化防止の効果が期待できます。

【マグネシウム】
日々の食事で不足しがちなマグネシウムは、骨や歯の構成に必要な栄養素で、体内で約300種類以上もの酵素の働きを助けます。またストレス軽減や血流を整えるため、髪を健康に保つ効果があるといわれています。

ちなみにあおさのカロリーですが、あおさのカロリーは100gあたり130kcalです。と言っても、一気に100g食ベることはありませんよね。お味噌汁やお吸い物の具に使った場合、一食分を3g程度とすると、4kcal程となります。

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味噌汁だけじゃない!あおさの食べ方

あおさ粉はスーパーなどでも簡単に手に入りますが、通販では、粉になっていないそのままのあおさや、佃煮になっているものなど様々な状態で販売されています。

乾燥したあおさの賞味期限は30日程度です。温度と光に弱いため、冷蔵庫で保存するようにしましょう。

戻し方は簡単で、水に5分程度つけておき、ゴミや異物を取り除くためにサッと水洗いすればそのまま料理に使うことができます。酢の物や天ぷら、スープなど、使い方次第で様々なレシピに活用できます。

パスタのトッピングにしたり、卵焼きに混ぜるなど簡単に栄養をプラスできるので色々アレンジしてみてください。

即席のインスタント食品ばかりで栄養が偏りがちな方は、食べる前に乾燥したままのあおさをトッピングするだけでも栄養素をしっかり摂取することができますね!

通販では乾燥のものばかりでなく、下処理を済ませた生の状態のものや生海苔になっているものも売られています。三杯酢につけて生食でき、あおさの風味を最大限感じることができます。

赤ちゃんへのミネラル補給に、あおさは離乳食としても人気です。離乳食後期の赤ちゃんにおすすめの離乳食の作り方をご紹介します。

【あおさのいりもち】

  1. あおさ少量を軽く洗って水気を切り、細かく刻む
  2. ボウルにジャガイモ1個をすりおろし、片栗粉小さじ2とあおさを入れて混ぜ合わせる
  3. スプーンで食べやすいサイズに丸め、フライパンで焼く
  4. 両面に焼き色がついたら出来上がり

あおさに副作用はある?

あおさや他の海藻類を摂取する際は、食べ過ぎには十分注意する必要があります。

食物繊維やマグネシウムが豊富に含まれているので、便秘気味の方にはよいのですが、食べ過ぎてしまうと腹痛の原因となったりお腹を下してしまうことがあります。

またヨウ素の含有量が多いため、食べ過ぎると甲状腺ホルモンの働きに異常をきたし、甲状腺腫や甲状腺の機能低下起こしてしまうことがあります。

摂取するヨウ素が欠乏しすぎても、甲状腺腫や甲状腺の機能低下の原因となり、子どもの場合は知能の発育が遅れることもあるそうです。

あおさをはじめとする海藻類には摂りすぎにも、摂らなさすぎにも十分注意が必要です。

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